膵炎、糖尿、そして日々想う事

急性膵炎から慢性膵炎に、さらに糖尿病になった体験談やその後の経過、血糖値の測定記録などについて。

神戸製鋼所データ改ざん事件に思う

投稿日:2017年10月13日 更新日:

川崎博也会長兼社長は12日、経済産業省で記者団に対し、「グループ全体での調査を進めており、新たな不正事案が発生する可能性がある」と話した。
一方、「(判明分以外にも)国内、海外で疑わしい事案はある」とも述べており、問題の沈静化への道筋はみえていない。

ここ最近、日産自動車やタカタなど日本製品の問題がみられるが、人の命に係わることもあるので、とても心配である。

しかし、自分の経験からみて、他にももっとあっても不思議じゃないな、と思う。

私も、かつて、全国に工場や営業拠点を持つような大きな会社の関連会社に居たことがある。その母体の工場内でともに業務を行っていた。こういった工場は、だだっ広く20とか30とかの部署・ラインが一つの工場内に存在している。

例えば、ISOなどの監査があるとする。事前に内部監査が行われる。それ専門の部署だの委員会だのがあって、そこが監査の日付やどの部署を監査するのかを決める。

すべての部署がその日付に合わせて準備を行う。不足しているデータや標準書類を準備する。その際、不備があるものについては、徹夜やなんかをして、突貫工事的にそろえて行くことになる。

作業標準書であれば、実際の手順が変更されているのに、標準書がそれに合わせて変更されていないものがあったりする。みんなで寄ってたかってチェックして整備していく。

何かしらの作業環境のデータを残さなければならないとする。生データのままでも、きっちりとファイリングされていて整理されていれば問題ないのだが、読み取って転記しなければならないものもある。中には読み取り忘れて、前後のデータから勝手に推測して埋めてしまうこともある。

部署数が多いので、全部の部署を監査するわけではない。抜き取り的に行われる。内部監査の日付近くなってくると、その専門委員会がどの部署を監査するのか連絡してくる。

となると、監査に選ばれなかった部署はその時点で準備を止めてしまう。「ラッキー♪」ということになる。結局、17年そこに関わったが、一度も内部監査を受けることはなかった。

内部監査の後、外部機関による本審査が行われる。本審査を受けるのはほんのわずかな部署だけである。中小企業にも関わったことがあるが、すべての部署に監査が入っていたように記憶している。

大企業のトップが、それぞれの部門部署について、隅々まで把握しているようなことはあり得ない。部門部署の責任者が、責任をもって対処しなければならない。

ただし、よっぽど意識の高い責任者でない限り、管理が甘くなり手抜きをしたかのようなことになってしまう。

他の会社でもありそうな感じではある。

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関係ないが、「加計問題」で安倍総理が、「加計理事長が獣医学部新設について、特区申請されているのを総理が知ったのはいつか?」とかが話題になっている。

総理大臣、すなわち行政府のトップが、すべての省庁、すべての事案について、そんな細かいところまで把握しているとはとても思えない。個人的には、知らなくても不思議ではないと思う。

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