こちらが先月の血糖値記録になる。血糖値に特筆すべき点はないのだが、体重減少は微妙に続いている。前回の自己管理記録で書いたような、脂肪便と思しきものは相変わらず出ており、便通の回数にも変化は見られなかった。
定期通院/消化酵素服用開始
HbA1cは、先月と同じで6.1だった。この辺は安定しているので、安心している。
先月の採血の結果が出たので、Cペプチドや消化酵素のデータを、前回データと比べてみる。
範囲 | 前回 | 今回 | |
Cペプチド | 0.74~3.48ng/ml | 0.46 | 0.45 |
アミラーゼ | 37~125U/I | 79 | 72 |
リパーゼ | 13~49U/I | 9 | 7 |
トリプシン | 110~460ng/ml | 50未満 | 50未満 |
*前回データ: Cペプチドは2016年12月、消化酵素は2017年3月ころのデータである。 →消化酵素・Cペプチドの値と慢性膵炎の状態
全体的に微妙に下がっているように見えるが、誤差範囲と言えないこともない。この辺は、医師ではないので良くわからない。
医師には、「脂肪便と思しきものは相変わらず出ており、便通の回数にも変化は見られない」といったようなことを伝えた。
医師の方では、今回の採血の結果を受けて、消化酵素の処方を考えてくれていたようで、こちらが伝えた便の状況と合わせて、消化酵素の服用を「やってみよう」ということになった。
消化酵素は、「リパクレオン」というもの。
「タンパク質、脂肪の消化吸収を促し、膵臓の消化酵素を補充する製剤」、「便秘、下痢、お腹が張る、胃腸炎、お腹にガスがたまる、高血糖等が現れることがある」
とある・・。「高血糖」??
今まで消化吸収されていなかったものが消化されるようになるので、理屈としてはその通りだろう。脂肪もタンパク質も、上がり方・下がり方が違うだけで、全く血糖値が上がらないという事ではない。
ということは、消化剤を飲み始めて暫くは、血糖値のウォッチが必要であるという事か・・。でも、便通の状況が改善され、不可思議な体重減が無くなる、ということであれば致し方ない。
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これで、食直前にインスリンを注射し、食直後に消化酵素を飲む、という生活を送ることになる。医療費も増えることになる訳だが・・。
病気体験メモ 回顧録