今回は、2017.07に投稿したものに、それ以降のHbA1c測定値を追加して、加筆修正した。
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HbA1cについて、測定開始以降の推移をプロットしてみた。治療内容などに大きな変更があったのは以下の通り。
2013.08下旬 | ランタス開始 |
2013.10上旬 | アピドラに変更 |
2014.07下旬 | ヒューマログに変更 |
2017.11中旬 | リパクレオン服用開始 |
ランタス時代は治療が始まったばかりで、値が大きいので載せていない。因みにその時のデータは、
2013.08上旬 | 11.7 |
2013.08下旬 | 10.1 |
2013.09下旬 | 8.2 |
であった。
全体に、6.0-6.7で推移している。ここから何が言えるのか考えてみた。医師ではないので大したことは言えないと思うが、無理やり何か言ってみる。
インスリンの影響
持効型ランタスを初めてから、2か月くらいで6点台に下がっている。そのあと超即効型アピドラになって一旦は安定した。ヒューマログになってからは、若干上がりぎみで、変動が大きくなっている。
医師は、アピドラとヒューマログで違いはないと言っていた。アピドラ時代のデータが少ないので、何とも言えないのだけれど、アピドラに戻してみたいような気もして来る。
消化酵素の影響
2017.05頃から測定値が低値で推移している。
この頃から、消化酵素分泌が少なくなって来たのではないか。体内に吸収される栄養分の減少が血糖値に影響したのではないか。
実際この後体重減少が起こっている。
リパクレオン服用後はその辺が解消され、HbA1cが上昇してきているのではないかと思う。
自己管理の影響
数値のあばれ具合が大きすぎる箇所が見られる。特に、2016.12から2017.01にかけては、たったの1か月で、6.0から6.7にビヨーンとハネ上がってしまっている。普通はこんなに上がらないと思うが・・。
過去1-2か月の平均血糖値は、HbA1cから、以下の式で推測できる。
推定平均血糖値(mg/dl)=28.7×HbA1c(%)-46.7
引用元:HbA1cから自分の平均血糖値を知る方法
この式に当てはめてみると
・HbA1c6.0→推定血糖値125.50
・HbA1c6.7→推定血糖値145.59
こんなに違ってしまっていいのか?1-2か月の平均値なのだが・・。一体何が起こったのだろう?
この頃の血糖値を見ると、食後2時間の値が200越え、しかも250近くに行ってしまっているものが結構ある。
食生活は特に変えていないつもりなのだが・・。やっぱり、自分の油断なのだろうか。油断なんだろうな・・。
季節要因は?
各年度ごとにプロットしてみた。2013のデータは、治療を始めたばかりなので、ここには載せなかった。
2016を除けば、12-3月ぐらいがやや高く、6-9月がやや低くなっているように見える。
入院中入浴前、看護師に以下のような注意を受けた。
「体が暖まっているときは、インスリンが効き易くなるので、低血糖に気を付けてください」
ということは、多少の季節的要因があるのかもしれない。
自分の生活習慣から考えて、あっても不思議ではないかな?とも思う。
・夏は水分摂取量が多くなり、冬は少なくなる。
・夏は汁物(特に温かいもの)は少ないが、冬は多くなる。
・冬は、寒いのでウォーキング時間をサボりがちになる。
・12月・1月は、イベント事が多く食事時間・量が増えがち。
といった事が影響しているのだろうか。(結局は自分の油断?)
また、2017.07以降については、体重減少とリパクレオン服用があったので、季節的なものよりも、こちらの影響が大きくなっているのではないかと思う。
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最新のデータでは、6.4まで上がってしまったが、あらためて自己管理を再確認していく。これ以上上がってしまうようであれば、炭水化物量を減らすことを考えていきたい。
必要であれば、医師との話し合いで、インスリンの内容を見直すことも考えなくてはいけなくなるかも。
病気体験メモ 回顧録