低血糖の症状と熱中症の症状が似ているという事は把握していた。しかし、具体的な予防法、実際に事が起こった時の対処法などは、あまり考えていなかった。
糖尿病になる前も後も、熱中症になったことがなく、あまり恐怖を感じていないせいもある。しかし、もし本当に熱中症になってしまった場合、どういった対処をすれば良いのだろう。真剣に考えてみた方が良い。
外出時の時、身に付けておくと良いアイテムもあるので、こちらも併せてご覧頂ければと思う。


因みに私に起こる低血糖の症状はこんな感じ。
・腕が縮こまる感じ
・両手の震え
・動悸
・冷や汗
・気怠さ
そして、一般的に言われている熱中症の症状は
熱中症の症状・大汗・頭痛・めまい・だるさ・吐き気、嘔吐・筋肉痛、筋肉の硬直・意識障害・痙攣 など出典 糖尿病症状セルフチェック
確かに似てそうな気もする。どちらの症状か見分けがつかずに、対処法を間違えてしまった場合どんなリスクがあるのだろうか。
低血糖だと思ったけど、実際は熱中症だった場合
低血糖だと感じたら、その時の対処はこうしている。血糖値測定器を持っていたら測定する。そして低ければブドウ糖を飲む。測定器を持っていなかったら、とりあえずブドウ糖を飲む。こんな感じで対処している。
問題は、例えば、近所のコンビニに行く様な時。測定器を持っていくのをつい忘れてしまう。こうなるとブドウ糖をいきなり飲むことになる。
実際は低血糖ではなく熱中症で、食後で血糖値が高い時間帯だった場合に、ブドウ糖を飲んだら、血糖値は上がってしまう。さてどうしよう。
熱中症であった場合、放置しておくと、最後には、「熱失神」になってしまう。
熱中症だと思ったけど、実際は低血糖だった場合
もしかして熱中症?となったら、おそらく日陰に移動し、水分を補給する。なるべく体を冷やすようにする。とかになるのだろうか。今、飲み物は水または麦茶にしている。
このまま熱中症だと思い、放っておくと、血糖値はさらに下がっていき、昏睡状態、最悪死に至ることも。
対処法、予防法
どちらにしても、対処法を間違えると最悪の状態になりかねない。とにかく、どちらか片方であると決めつけてしまうのが、一番良くないのだと思う。両方に対応できる方法を考えなければいけない。
果たしてそんな方法があるのだろうか。測定器を持っていれる時であれば何とか対応はできるかもしれない。
まずは測定。低ければブドウ糖。高ければ、水分塩分補給、日陰への移動。いざという時のため、携帯を手にもって置く。こんな感じか。
測定器を持っていなかったときはどうしようか。
熱中症の事も考えて、水や麦茶というよりは、スポーツドリンクの方が良いか。いや、糖質オフのスポーツドリンクの方が良いかもしれない。携帯は常に保持。しょうがないので、血糖値の上昇は大目に見るとか。
インスリンを打っている以上、低血糖は避けられない。予防策として、できることがあるとすれば、食事の時間帯と、外出するときの時間帯の調整。外出するときは、必ず補食する。このくらいであろうか。
それから熱中症予防を徹底する。常に水分塩分を補給し、よく睡眠をとる。(塩分過剰摂取はダメだけど)
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外出の時は、携帯、スポーツドリンク、測定器、インスリン、針、アルコール布・・持ち歩く物がいっぱいだ。
【コップ1杯およそ200mLの経口補水液の作り方】
食塩は0.6グラム、砂糖は8グラム。食塩を量るために用意するのは割り箸です。2つに割ってください。そして、割った片方の割り箸の太い方を塩にくぐらせましょう。
割り箸の側面に乗った食塩の重さはどのくらいかというと、0.2~0.3グラムくらい。だから、コップ1杯分の経口補水液を作るには、割り箸で食塩を2回すくい取ってください。それで約0.6グラムになります。
砂糖は、角砂糖が1個約3~4グラム、スティックシュガーが1本3~6グラムくらいなので、これを目安にします。
水に食塩と砂糖を加えたら、あとは、底に沈んでいる食塩と砂糖が見えなくなるまで、しっかり溶かしましょう。
病気体験メモ 回顧録