慢性膵炎であり糖尿病である私は、膵臓がんと聞くとやはり反応してしまう。
膵臓がんは、早期発見が難しく、且つそれが重要だと言われている。
膵臓がんの早期発見についてのニュースが流れていた。
最新技術、というものではないのかもしれないが、こういった事も見逃さないようにしていきたいところ。
長年の研究でわかったことを、従来の検査方法を組み合わせて早期発見につなげている、ということだろうか。
「(1)すい管が太い、あるいは(2)すい臓に嚢胞(水の袋)がある方は、どちらもない人の約3倍、両方ある方は27.5倍、すい臓がんになりやすいことがわかりました」
「(1)(2)に当てはまる人は、MRIや造影CT、すい臓超音波検査などの精密検査を受け、がんがなくても、年に2〜3回程度の経過観察検査を受けてもらうことが早期発見につながります」(田中先生)
私も、年1回くらいの腹部エコーやCTは行っている。
が、これまで、膵管や嚢胞についてはあまり認識したことはない。
この“尾道方式”、この認識を医師と患者が共有できるのであれば、確かに早期発見につながるかもしれない。
「検査の際、『昨年の検査で、すい管が少し太いと言われて気になっています』など、検査技師に声をかけておくと、念入りに見てくれると思います」(田中先生)
ということなので、予め、検査する人にこのことを一言伝えておくようにすると良いのかもしれない。
検査技師も、多くの患者を診ている筈で、どうしてもルーチンワーク的になってしまうのではないか。
今度エコーをやるときは伝えてみようと思う。
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がんについては思うところがある。
血縁関係にある親族が胃がんになった。手術をしてみたらステージ4だった。
がんに遺伝があるのかどうかは良くわからない。
今は細かい事は書かないけれど、血縁関係にある人ががんになったのは初めてである。
病気体験メモ 回顧録