過去3回に亘って大きな体重減少を経験してきた。その内訳は以下のような感じになっている。減りっぱなしのものもあれば元に戻ったものもあるので、それらについてまとめてみた。
- 1回目:慢性膵炎によると思われるもの(1)
- 2回目:糖尿病によると思われるもの
- 3回目:慢性膵炎によると思われるもの(2)
1回目:慢性膵炎によると思われるもの(1)
減少時期は急性膵炎での入退院から3-4年経過後
急性膵炎の入退院から数か月後に「脂肪を分解する薬」を処方されたが、しばらくして病院通いを辞めてしまった。そのため、この薬の服用も止めてしまった。
体重減少は、この服用停止から3-4年は経っていたと記憶している。
薬の服用を継続していればこの減少は無かったか、あるいは最小限に抑えられていた可能性はあるのだけれど・・。
同時期に起きた体調の変化
便の状態は元々緩かったが、加えて便器に脂が浮いている感じになり、汚れが落ちにくくなった。
それから、お腹の違和感を覚えるようになった。「痛い」というよりも「痒い」とか「張っている」といった感じだろうか。
減少幅は70kgくらいから61kg
どの時点の体重を最初の値にするのか、曖昧な記憶に頼るしかないのだが、70kg程度・・だったような気がする。
ここから10kg程度減り61kgになった。これは健康診断の結果からの数値なので確かだと思う。
次の体重減少までこの辺の数値で推移している。
関連記事
→1-5.もしかして慢性膵炎になった?
2回目:糖尿病によると思われるもの
減少時期は糖尿病発症の時
1回目の体重減少から2-3年くらい経って糖尿病を発症した。大体、2013.5月頃だったと記憶している。
それに伴って、頻尿による脱水を起こしたための体重減少だと思っている。
糖尿病発症の原因は、慢性膵炎によって内分泌系に影響を及ぼした結果だと思う。
ただ、タンパク質や脂肪を控える代わりに炭水化物を増やしていた。飲み物は糖質入りのスポーツドリンクを利用していた。という事で、Ⅱ型糖尿病併発の可能性も否定はできない。
同時期に起きた体調の変化
喉の渇きに伴って多飲。さらに頻尿が酷くなり、多いときは1時間に1回とか。同時に足のこむら返りもひどかった。
お腹がしぼんだ風船のようにシワシワに・・。
この頃から寒がりになったような気がする。それまでは、どちらかといえば暑がりであった。
減少幅は61kgくらいから53kg位に
2013.5月頃に発症して、7月中旬から運動・食事見直しを始め、同時に血糖値、体重などを測定し始めた。そのころ既に55kgくらいにまで減っているが、10月に底打ちするまで、さらに2-3kg程度減っている。
通院開始が下のグラフで言うと2013.8月下旬からになる。1か月以上経って、治療が進んだからだろうか、10月くらいに底打ちしている。発症から、5か月ほどで漸く止まったという事になる。
元の水準まで戻ったのは、上のグラフには載っていないが、翌年の2014年8月頃になる。その後3回目の体重減まで、60-63kg程度で推移している。
反省点としては、発症してまだ頻尿脱水の状態が続いているのに運動を始めてしまったこと。せめて治療が進み、脱水状態が解消されるまでは、汗を掻くような運動は控えるべきであったと思う。
関連記事
→2-1.糖尿病発症 症状と食事見直し
*上の記事の中で、「5kgほど落ちた」と書いているが、これは体重測定開始前までの事。
3回目:慢性膵炎によると思われるもの(2)
8月以降の投稿で何回か触れているので、詳しくは関連記事ご参照。
減少時期
2回目の体重減から4年程経った2017.07辺りから始まっている。
原因は良くわからない。
同時期に起きた体調の変化
脂肪便?が出始めるのとだいたい時期が一致している。
それ以外の自覚症状は感じていなかった。血糖値の方はむしろ安定しているので、外分泌系の病状が進行したのではないかと思っている。
ただ、アミラーゼなどの血中消化酵素の数値に大きな変化はなかった。
減少幅62kgから58kg位に
2017.07辺りから、4か月ほどかけて4kg程度減っている。
脂肪便の事を医師に伝えたところ、リパクレオン服用になった。
服用後、結構すぐに元に戻って来ている。というか、むしろ増え過ぎている様にも感じている。
関連記事
→2017年後半の病状経過まとめ
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これまでのところ、治療や対策を行った時は元に戻っている。
サボって病院通いを止めてしまった時は戻っていない。
ただこれから先、慢性膵炎の場合、外分泌系がさらに壊れてくると、リパクレオンの服用量にも限界がある筈なのでどうなるかわからない。
病気体験メモ 回顧録