HbA1cが上昇してきたこと、そして、今まで何度か書いてきたと思うが、食後1時間のピーク血糖値が高い時がある、という事があって炭水化物量を見直すことにした。
リパクレオンを止めるという選択肢はないと思っている。脂肪タンパク質が消化されていない状況は、他への影響が大きいし、便の状態が元に戻ってしまうのは避けたいところ。
超即効型インスリン量を増やすことも考えた。でも本末転倒のような気もする。経済的な面もある。
脂肪タンパク質の量は変えないので、いわゆる糖質制限という事ではない。
炭水化物の量
今まで炭水化物(主食)は、大体70g前後にしていた。


これを60g前後に減らすことにした。加えて、クッキングスケールを購入し、きちんと計ることにした。今まで計っていたかと言われれば・・測ってはいなかった。
安かったし、売れているようだったのでこれを購入した。
最小単位1g最大2kgのもので、ON/OFFとゼロ表示くらいしかないシンプルなもの。これで十分だった。材料を載せるところの面積は小さい。地域設定はできる。
具体的な炭水化物量は、以前の投稿 膵炎・糖尿病両方の食事制限に対応する で使った数値を利用して、炭水化物60gにした時のそれぞれの重さを出した。
炭水化物含有量 | 炭水化物60g換算 | |
白米(炊きあがり) 180g | 66.8g | 162g |
うどん(乾麺の状態) 100g | 71.5g | 84g |
そば(乾麺の状態) 90g | 64.1g | 84g |
パスタ(乾麺の状態) 100g | 72.0g | 83g |
このようになる。毎回計るのは面倒と言えば面倒だが、これをしばらく続けていこうと思う。
ちょっと驚いたのは、白米についていつも食べている量を測ってみた時の事。
表示された重さは165gだった。つまり、今まで食べていた量は60gちょいだったということ。たしかに茶碗は小さめのものだけれど。
これだと見直したことにならないのでは・・とも思ってしまうのだが・・。
以前、「名医の太鼓判」で検査入院したクロちゃんが、200gの白米の量に驚いていたが、わかるような気がする。確かに200gというのは途轍もなく多く感じてしまう。
炊きあがりのご飯の計量
実際にご飯を162gよそってみて、クロちゃんが驚いていた200gと並べてみた。
*クリックで画像拡大。
雑穀米だとこんな感じ。
*茶碗は、直径約12cm×高さ6cm(外径)
写真だとちょっとわかりづらいと言うか微妙。実物は結構違っている様に見えたのだけれど・・。
逆に言うと、盛り方によって重さは結構変わって来そうな感じがする。しゃもじでペッタンペッタンしただけで、結構変わりそうな感じ。
やっぱりしっかり計量した方が良いのだろう。今は、計ってみて良かったと思っているけれど・・。
一方の麺類はそれなりに減ることになるので、当面はこれでやってみることにする。
病気体験メモ 回顧録