ウォーキングのお供のプレイリスト／楽曲のテンポ（BPM）を調べてみた

血糖値を下げるためにウォーキングを行っている事は、何度か投稿したかと思う。更に、体重の維持、HDLコレステロール増量のためにも、有酸素運動は継続しなければいけない。

「善玉コレステロール」を増やすために有酸素運動が有効なことが知られているが、運動の効果を得るためにある程度の運動量を確保しながら習慣化することが必要なことが、お茶の水女子大学の研究グループの調査でわかった。

引用元：善玉コレステロールを増やす運動　週に900kcal以上が必要

今回は、運動を強化するというよりも、質を高めるというよりも、より気持ちよくウォーキングするためにはどうすれば良いかを考えてみた。

今までも、ウォーキングはipodを聞きながら行っていた。（毎回ではないけど）

ただ、すべての曲がウォーキングに合うとは限らない。楽曲のテンポがバラバラであるから。

これを一定のテンポのものだけを集めてプレイリストを作成し、より気持ちよく歩けるようにしようというのが狙い。

運動に適したプレイリストはいくつかある。例えば、

・この辺は有名だと思う。
　→　spotify

・itunesプレイリスト
　→　天気の良い日にウォーキング

でもやはり自分のライブラリの中から選んでみたいと思った。

BPMとは

音楽で、楽曲の速さ（テンポ）を表す単位。1 分間あたりの拍数（4 分音符の数）で表す。
引用元：Weblio 辞書

下の方で触れるソフトを使って、幾つか計測してみた。私のウォーキングの速度に合うBPMは、大雑把に110-130程度だとわかった。

例えば、これはBPM112

これだとちょっと遅い感じ。クールダウンのために1曲くらい入っていても良いかも。

これはBPM122

この辺りが一番合っている感じ。

これは、BPM133

これだと速すぎてしまう。合わせられないことはないけれど、これが3-40分続くとなると、有酸素運動ではなくなってしまいそう。1曲くらいなら良いかも。

自分に合うテンポは人それぞれなので、実際にご自分で試して頂ければと思う。

BPM計測ソフト

このBMPを計測するソフトがあって、itunesを使っている人にとっては、計測した後、各曲のプロパティにBPMの値が書き込まれるので便利。

そのデータを使ってスマートプレイリスト機能でソートすると、同じようなテンポの曲が集められる。

そのソフトは

・BPM Analyzer
　→　マック用　windows用

・Serato Scratch Live

ただ、どちらも似たような難点があって

上の「BPM Analyzer」は、拡張子が.mp3じゃないと計測できないようだ。でも操作はこちらの方が楽だと思う。

下のSerato Scratch Liveは、「QuickTime」がインストールしてあれば、拡張子が.m4aのものも計測可能。

.m4p（コピー防止付き）は計測できないのだが、一度音楽CDに焼いて、それをもう一度取り込むことで、.mp3にでも.m4aにでも変換可能。

ということで、私のライブラリには.m4aが殆どなので、下の「Serato Scratch Live」を使う事にした。

＊「Serato Scratch Live」の使い方については、こちらのサイトを参考にさせて頂いた。

・iTunesに登録してある曲のBPMを解析してメタタグに登録できる「Scratch Live（無料）」の使い方。
・BPMを調べて、iTunesに一括登録する ’12冬（win・mac両対応）

ダウンロードするにはメアドが必要だが、捨てアドで大丈夫だと思う。

Serato Scratch Live　操作

赤で囲った範囲に、itunesなどのリストからドラッグすることで楽曲を取り込める。

①の「Analyze files」ボタンを押すとBPMの計測が始まる。（全曲）

②のところに数値が表示される。

＊上の方で、難点があると書いたのだが、

これへの対応としては、手動で倍にしたり半分にしたりして修正するか、または、上図③のレンジで調整できる場合がある。

例えば、どう見てもBPM120なのに、BPM60で計測されてしまう曲がある。

これを、88-175のレンジで再計測すると、BPM120と表示されるようになるので、使える機能ではある。

itunesで曲を再生させることで、プロパティにこの数字が反映される。

一気に全曲再生させるには、itunesのリストで一番上の曲を再生させる。

その状態で、PCのキーボードの右矢印キーを押しっぱなしにすると、各曲の冒頭部だけ連続的に再生される。

これでitunesに反映されたので、後はスマートプレイリスト機能で同じようなテンポの曲をソート出来る。

そこから、好きな曲だけ集めて別のプレイリストを作ることもできるので、その辺はお好みで。

プレイリストの一例

＊70年代・80年代のフォーク・ニューミュージック

と言った感じで、他にもプレイリストを作って実際に歩いてみようかと思っている。