血糖値測定器血糖値

フリースタイルリブレ-持続血糖測定器(CGM)を使ってみたい

PCとデータ

この手の測定器の存在は知っていたが、保険適用については私も知らなかったので、血糖値コントロールには有効だと思うので、ちょっとだけ考えてみようと思う。

保険適用と言っても、現在は技術料のみで、本体とセンサーは特定保険医療材料とされていないため、医療機関側の負担となっているようだ。

注目したいのは、2018年度に診療報酬の改定が行われることで、その結果によっては、医療機関側の対応に変化が見られれば、患者に近しいところまで下りてくる可能性はある。

ご参考
FreeStyleリブレ、医師が赤字じゃ普及せず?(page 2)

 

FREESTYLEリブレ アボットジャパン社

対象商品は、アボットジャパン社の「FREESTYLEリブレ」で、公式サイトには仕様や、使用方法の動画などが載っている。

公式サイト(仕様)

使用法などの動画・各種資料

 

これを使うとどうなるか

どちらか

実際に血糖値コントロールを行っている患者目線で、この種の持続血糖測定器を使用することについて考えてみた。

 

低血糖のリスク低減

自分の経験では、低血糖の場合は、症状が出てから測定するか、過去に経験のある時間帯に測定するか、そんな感じで対応している。

測定するためには、針をセットし、センサーを取り付け、アルコール布で指先を拭き、ようやっと測定出来るようになる。そのため対応が遅れるリスクがある。恐怖感から、測定する前にブドウ糖を口に放り込んでしまう事もある。(本当に低血糖かどうかわからなくても)

この測定器では、15分おきにデータが記録される。通常の測定手順を踏まないでも、大体の血糖値の状況が分かるので、ブドウ糖を飲むなどの対応が素早くでき、昏睡状態まで行ってしまうリスクが低くなる。
(これは、高血糖時のインスリン投与などの対応についても似たような事が言えるのではないか。)

また、今まで夜間血糖値については、あまり考えたことがないのだが、8時間のデータが記録できるため、こちらの確認もできる。

食事や運動による血糖値の上がり方・下がり方の違いなど

データが15分毎に記録されるため、短い時間での変化が確認できる。実際に食べた食品で、どの様にどの程度血糖値が上昇し、どのように下降していくのか、その変動挙動具合を比較することが可能になるのではないか。うどんとそばでどう違うか、とか。

GI値などで、大体は推定できると思う。ただ個人差や病状による差がある筈で、自己分泌インスリン量、投与しているインスリンの種類などによって違ってくるのではないか。これを実際の自分の体で確認できるようになる。

運動の場合も同様で、ウォーキングの時間・歩行速度によってどのように変化するのか。ここら辺も確認できる。

これらをやろうと思えば、30分ごと1時間ごとなどにいちいち測定しなければならず、指先は痛く硬くなるし、何よりセンサーが足りなくなってしまう。自己購入では、お金が掛かってしょうがない。

また、忘年会や新年会、その他親戚付合い・地域コミュニティ。こういった時は、2時間3時間と食べ続け飲み続けになるケースがある。

自分の場合、膵炎との絡みもあるので、決められたインスリン量以上には食べないようにはしているのだが、どうしても量が増えてしまう。こういった時の抑止力になるのではないか。

データの記録

センサーの側では8時間のデータ記録が可能で、リーダー側では90日間記録が可能。リーダー側に記録されたデータは、USBケーブルでPCに転送できる。

短期長期の管理ができるようになる。インスリンの量が変わったときや、別の薬を追加したときなどをメモしておいて変化を確認する。

今まで自分はエクセルで管理していたのだが、もっと楽になるのではないか。

デメリット

・センサーを起動させてから60分後から測定可能。この間どうするか。
・実際の血液を測定しているわけではない。従来型との併用は必要。

 

 

自己購入

・リーダーについては、amazon、楽天などで購入可能。

他に武井薬局とかでも購入できる。
フリースタイルリブレリーダー

 

・センサーは、従来タイプと同様に対面販売になる・・筈。
上記に挙げたご参考サイトによると
FreeStyleリブレ、医師が赤字じゃ普及せず?(page 2)

センサーと従来型の電極(試験紙)がパックになっている。同梱されている電極の数量に関わらず、センサー2個とのセットで同額の値段になっている。

ところが、Amazon等や武井薬局では、ネットでセンサー単体の購入が出来る。センサー単体なら、対面販売じゃなくてもいいのだろうか。わからない。

武井薬局→フリースタイルリブレ センサー 1個

—————————-

自己購入できるようになっているが、私の様に、実際に病院から測定器を貸与され、治療を継続中であれば、やはり保険適用で使用したい。

病院側が導入に至るには、診療報酬の改定が行われてどうなるかを見てみないといけない。

他のメーカーがこのタイプの測定器を販売するようになれば、医療期間も無視できなくなり、導入に前向きにならざるを得なくなるのではないか。また、競争原理が働いて価格も下がって来るのではないか。

どこかで、体験版レンタルとか、2週間お試しキャンペーンとかやってくれれば良いのに・・。

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2018.10.29更新

*楽天市場のランキングを参考にしています。

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