図の引用:共同通信 慢性膵炎にタンパク質2種が関与
慢性膵炎は発症のメカニズムも良く分かっていなし、完全に治す方法は見つかっていない。
痛みの度合いも、進行度合いも個人差大きすぎて、治療方法も確立しているとは言い難いものがある。
ここで一つの希望。
新しい治療法や予防法の開発につながる可能性のあるニュースが流れてきた。
近畿大学の渡辺智裕准教授らは、過度の飲酒などが引き金になる慢性すい炎の発症の仕組みを突き止めた。2種類のたんぱく質が関わっており、マウスを使った実験で見つけ、患者の細胞で確かめた。慢性すい炎の根本的な治療法の開発に役立つ可能性がある。米科学誌「トレンズインイミュノロジー」の電子版に26日発表した。
一番上の共同通信の記事にある図を見ると「働きを抑えられれば」とある。
という事は、新しい薬の開発につながる可能性がある、ということだろうか。
日経の記事の中には、自己免疫性の膵炎にも関連がありそうなことが書いてある。
まだ論文が発表された段階なので、あとどのくらい実用まで時間がかかるのかはわからないけれど。
サイトカインというものをネットで見てみると
免疫や炎症に関係した分子が多く、各種の増殖因子や増殖抑制因子があります。
引用元:研究.net サイトカイン
Ⅰ型インターフェロンは、
ウイルスの感染時には大量に産生され、そのウイルスを排除するために働く。恒常的に僅かな量が体内に存在する。この常に僅かに分泌されるⅠ型インターフェロンは腫瘍を抑える働きを持つことが示唆されている。
引用元:健康用語WEB事典 Ⅰ型インターフェロン
インターロイキン33は、
炎症部位においては好中球などが放出するプロテアーゼによって限定分解を受け、さらに活性が上昇することも報告されています。
引用元:MBLライフサイエンス IL-33/ST2
「炎症」「免疫」に関わるもの、と聞けば確かに慢性膵炎と関係ありそうな感じはする。
これで何がどうなるのかは、もちろんさっぱりわからない。
そもそも、引用箇所が適当かどうかもわからない・・。
病気体験メモ 回顧録